校長からのお手紙 | letter from the principal

2019.7.23 第241号-自分を信じて仲間を信じて-

東北タグラグビー大会遠征ツアー2019のご報告 その1

いつもありがとうございます。
校長の村田です。

去る7月13日から15日。
昨年に引き続き、本校の有志メンバーにて
山形県新庄市で開催された
東北タグラグビー大会に出場して参りました。

昨年との違いは2泊3日のツアーとして
敢行した事です。

なぜなら昨年、現地の皆さんから
大会後のアフターマッチファンクションとして
山小屋で盛大なバーベキューをやっているのですが
それに参加しませんか?翌日は渓流で川遊びもできますよ…

とお誘い頂いたからです。

ラグビーにはアフターマッチファンクションという
大切な文化があります。

ラグビーでは、試合の終わりの事をノーサイドと言います。
敵味方、レフリー選手などの分け隔てがなくなり
みんなラグビー仲間として友達になるという意味です。

アフターマッチファンクションとは、
試合の後にノーサイドした対戦チームと懇親会を開いて
共に戦った喜びを交歓してお互いの健闘を讃え合い
友情を育むという素晴らしい文化なのです。

山小屋?渓流?川遊び?これは参加せねば!
ということで今年はアフターマッチ大自然満喫
バーベキューキャンプと相成りました。

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初日は地元のチームと親善練習。
そして旅館宿泊。
明日は絶対優勝だ!と意気込む生徒達。
部屋割は、生徒の意見を尊重して
生徒だけの部屋と大人の部屋に分けました。
作戦会議では、私は攻め方、守り方のヒントだけを伝えました。
明日はこう攻めよう、こう守ろうと
生徒達はいつまでも楽しそうに話していました。

ある生徒がひとり大人の部屋に来て言いました。
眠れない…
友達と子供だけで寝る楽しさと興奮と
親がいない寂しさと明日への緊張と
さっきテレビで見た怖い話への恐怖で
全く眠れない大冒険の初日の夜なのでした。

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2日目、初戦敗退。
実は相手は去年の優勝チーム。僅差でした。

2試合目、地元の同学年のチーム。
またも僅差で敗退。
よく鍛えられた素晴らしいチームでした。

3試合目、対戦する相手は、さっき2試合目に
負けたチームと同じスクールの年上の子達を
集めた高学年のチーム。

高校生みたいにやたら体格のデカイ6年生の子がいました。
前日のミーティングではここは年上だから
強敵かもねと話していたチームです。

二連敗した後のミーティングも練習も
チームの雰囲気が重苦しくなっていました。

ミスを仲間のせいにしたり、うまくいかないイライラを
ぶつけて些細な事で言い争いが起こっていました。
その様子に気づいた私は、彼らを集めてゆっくりと言いました。

いいかい。

こういう時。負けが続いた時。
ピンチの時にこそどう振る舞うかが大事だよ。

あのさ。
君たちは弱くない。
1試合目も2試合目も点差は僅差だ。
相手がたまたま少し強かっただけ。

いいかい、君たちは弱くないよ。
いや、むしろ、君たちは強い。
だっていつも大学生と戦っているじゃないか!

だけど、今の練習態度は良くないぞ。
自分達の大切な仲間に文句ばっかり言って
仲間割れをしているじゃないか。

自分達の大切な仲間を自分達で敵にしちゃってるよ。
これじゃあ勝てる試合も勝てなくなるよ。

いいか。
相手がどうかなんてもう関係ねー!
自分達の強さをどれだけ出せるか?
どれだけ自分を信じられるか?
どれだけ仲間を信じられるか?
これはそういう戦いだよ?わかる?

僕は君達ならできると思う。
自分と仲間を信じて戦おう。
いつも通りのプレイをやるだけさ。
楽しんでおいで。

生徒達はうなずいて
元氣に円陣を組んで飛び出して行きました。

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(来週に続く)

東京セブンズラグビースクール
校長 村田 祐造