校長からのお手紙 | letter from the principal

2018.12.18 第240号-大忘年会にむけて「タグラグビー575の魔法」-

いつもありがとうございます。
校長の村田です。

明日は蹴り納め。
今年最後の授業です。
そして、大忘年会、100名以上が集まります。
日頃の感謝を改めてお伝えする機会になればと思います。

私は、ラグビーという、この楽しくて苦しくて美しいスポーツを
心から愛しています。

そして、その愛するラグビーの世界への入門編として
タグをつけて安全にプレイできるタグラグビーと2003年に出逢って
私は人生が変わりました。

「学校の体育は苦手で嫌いだけど・・・タグラグビーは大好き!」
と目を輝かせる子供達の笑顔に魅せられてしまったのです。

15年前、タグラグビーを子供達に指導してすぐに気づいたのは、
タグラグビーは教育的効果が高いということです。

〇タグラグビーを気持ちよくプレイするには、礼儀や思いやりが大切。
→道徳心を育む。

〇タグラグビーで勝つには、自分で考え、友達と話し合う事が必要。
→知力を育む

〇タグラグビーを夢中でやっていると、いつのまにか運動量が多くなる。
→体力を育む

あれから15年。
この3つの要素を子供達からいかに引き出すかを苦心しながら
日々の指導を工夫改善する毎日です。

その活動の中で、タグラグビーの教育的効果に目をつけ、
長年私とずっとタッグを組んで
教育界に草の根タグラグビー普及活動をしてくださっている方に
一般社団法人「まなびの天才畑」理事長の高秀章子という方がいます。

この度「タグラグビー575」という無季語俳句集と
「タグラグビー575ノート」というタグラグビー575を詠んで
書き留めておく入門ノート企画制作してくださいました。

タグラグビー575とは・・・
タグラグビーで感じた心情を575の俳句の形式で詠むというものです。

下記は、私と高秀さんが指導した
杉並区立高井戸小学校の子供達の作品のほんの一部です。

(下記タグラグビー575より引用)

試合中 おもわずふきだす タグのまほう

けいちょうは 大事なことの お知らせサイン

タグとられ 返してもらい ありがとう

ありがとう ルールじゃなくて マナーだよ

そこにいて 思ったときに 人いない・・

トライまで あと二歩なのに タグとられ

だいじょうぶ うしろにみんなが ついている

前進だ! 仲間はいつも そばにいる

助け合い 点取られても どんまいだ

わがままと いやな気持ちを 考える

いさぎよく はんそくしたよと 自分から

負けたけど 強くなったな タグラグビー

失敗は チームのみんなの ためなんだ

ボールもち みんなのために 走り出す

ノーサイド しあいがおわって みななかま

(以上引用終わり)

素晴らしい・・・
なんと豊かな子供達のみずみずしい表現力でしょうか

タグラグビー575は、日本の伝統文化である
俳句の575のリズムで、タグラグビーの心の機微を表現しつつ
言葉の力や創造性を伸ばす、新しい教育方法の
発明ではないかと私は感動してしまいました。

近い将来、まなびの天才畑主催で
私も審査員の一人になって第1回タグラグビー575全国大会を
開催する予定です。

優秀作品は表彰します!お楽しみに!
今から本校の生徒達にも作品をたくさん作っておいてもらって
たくさん応募して欲しいなと願っています。

ある日、高秀さんは、おっしゃいました。

「タグラグビー自体はもちろん素晴らしいんだけど・・
私、ムラタぐさんの授業のあの傾聴とかごめんドンマイありがとうとか
ああいう感じのムラタぐ式のタグラグビーの世界が私好きなのよねえ。
なんとかその素晴らしさを世の中に伝えたいのよ!」

・・・。
有難いお言葉に私は感謝しかありません。
私もいつか死んでしまうので私がこの世からいなくなっても
次世代のために「ああいう感じのタグラグビーの世界」は
なんとか私もこの世に遺しておきたいです

というわけで、1000年以上も前の作品が今でも日本人に読み継がれている
紫式部さんにあやかりまして、私がタグラグビー575を詠む時は
「ムラタぐ式部」と雅号を名乗ることにしています。

タグつけて
たくさんの笑顔
走馬燈

ムラタぐ式部

というわけで
明日の授業もその一コマです。
全力でやります。
よろしくお願いします。

東京セブンズラグビースクール
校長 村田祐造