校長からのお手紙 | letter from the principal

2019.11.13 第235号-好きというキモチ-

先日、東洋経済オンラインというメディアで本校についてご紹介して頂きました。

記事の大部分は、好きな事を仕事にするべくチャレンジし続けた
私の本校創立までの半生の物語です。

もしよろしければご笑覧ください。

東大卒43歳が導かれた「ラグビー道」の充実感
https://toyokeizai.net/articles/-/247664

お陰様で、記事を読んだ恩師、親友、友人、知人、友人の友人など遠縁の方、
縁もゆかりもないが記事に感銘を受けた方々など各種多方面から
「大変良い記事だ」と大きな反響がありました。

今回の記事は、ある保護者様からご紹介を頂きまして実現しました。
本当に良いご縁を頂きました。
ありがとうございました。

思えば、あれは17歳でした。
我が半生で人生の指針とした言葉はこれでした。

自己実現の定義
1.好きな事を仕事にして
2.食べて行く事が出来て
3.人から喜ばれ社会の役に立つ

東大名誉教授の地球物理学者の
竹内均先生の言葉です。

不幸せな億万長者になるよりも
上記3条件を満たして幸せな人生を送る。
17歳の私は、そう心に決めたのでした。

ちなみに
私が少年時代、好きだったのは…
園児の頃は、昆虫の観察でした。
小学生の頃は、ラジコンと野球でした。
中学生の頃は、勉強でした。
野球は下手なりに頑張っていましたが、
今思うと勉強も野球も「一生懸命に努力する」事自体が好きな少年でした。

高校生になり、ラグビーを始めました。
ラグビーは本当に面白かった。
すぐに夢中になりました。

そして、ある日
好きな事を仕事にする!とは
決めたものの…

ラグビーは好きだけど…
ラグビーなんて仕事になるんだろうか?

ラグビーにプロ選手なんていないし。
(今はいますが、当時はいなかった)

もしプロ選手になっても
ラグビー選手の寿命なんて絶対短いし。

高校教師になって高校ラグビーの指導者になる事は思いつきましたが、
なんか違う感じがしました。

ラグビーは好きだと思っていたけど…
一生の仕事にするほど本当に好きかな…
と確信が持てない自分がいました。

ラグビー以上に好きな事って何だろう?
仕事にするほど好きな事って何だろう?

その答えを探す旅が始まりました。

好きというキモチこそが
その旅の羅針盤でした。

好きに仕事にするか
仕事を好きになるか

このどちらかが
仕事を楽しむ秘訣ではないでしょうか?

だから私は、子供の教育は、好きというキモチを育む事が、
まずは一番大事な事ではないかと思うのです。

だから、本校は、子供達にとっての「好きというキモチ」の大農場にしたいのです。

大人の私達は、子供達の好きの芽を摘まないようにしなければなりません。

そのために、場を耕して適切に光と水と肥を与える事に心を尽くしたいと思うのです。

明日も心を込めて授業をします。
よろしくお願いします。

東京セブンズラグビースクール
校長 村田祐造