校長からのお手紙 | letter from the principal

2018.10.30 第233号-勝つことよりも大切なこと-

スポーツにおいて、勝利の喜びは格別です。
2015年のラグビーW杯で日本代表が南ア代表に勝った時。
東大ラグビー部の選手として青山学院大学ラグビー部に勝った時。
この二つの大勝利の歓喜を私は一生忘れないでしょう。

確かに、スポーツにおいて試合に勝つことは非常に重要です。
しかし、私達は「勝つことよりも大切なもの」があることを
肝に銘じて知らねばなりません。

「勝つために手段を選ばない」のではダメなのです。
勝つために人としてやってはいけない事をしたらダメなのです。

正しさとは、人としてやってはいけない事を知っているということです。
この一線を越えていけないというラインで止まることを
「一で止まる」と書いて「正」と表現するのです。

しかしながら、私達人間は、勝ちたい気持ちが強くなりすぎて、
勝つために手っ取り早く不正な方法をついつい選んでしまって
人として大切なもの、正しさを失ってしまう事がよくあります。

例えば、コーチが選手を罵倒したり脅迫したり強制したり・・・
選手が選手を仲間外れにしたり、悪口を言ったり、いじめたり、無視したり・・・
レフリーに文句を言ったり、誰も見てないからと反則をしたり…

しかし、これらの方法は、
一見手っ取り早く勝利にありつけるような気がするのですが・・・
実は、正しい勝利、みんなが喜ぶ勝利、素敵な勝利、
長期的な勝利、真の勝利から遠ざかってしまうものです。

勝つことよりも大切なこと!それは何でしょう?
明日は生徒達に問いかけてみたいと思います。

東京セブンズラグビースクール
校長 村田祐造