校長からのお手紙 | letter from the principal

2018.8.7 第221号-東北タグラグビー大会2018遠征レポート 後編〜若獅子達の躍動

やばい。心臓が口から出そう!

口々に緊張を口にする子供達。

落ち着こう、落ち着こう、肩の力をぬいて。
しっかり息をはいて。
リラックスして心を一つにしてがんばろう。

さあ、円陣を組もう!
俺たちはチームだ!

1、2、3、チーム!

=====
予選リーグが始まった。
初戦は、東京SRSサンフラワーズ。4-4の引き分け。
このチームは、かっちゃんコーチの奥様とお嬢さん2名と引率のぜんちゃん、ゆうき、はやと君の6名の編成です。
こちらは初心者や小学校低学年の子が中心のフレンドリーカップにエントリーしました。

次戦は、本校最強チームの東京SRSスーパーライオンズ。
中2のはっしー、かい、中1のだいご、かっちゃんコーチの4名です。
地元の杉の子ブランビーズというチームと対戦しました。
一進一退の攻防を制し、15対12で勝利!

続けて東京SRSライオンズ。
小3のいぶき、まこと、のり、校長のムラタぐ43歳の4名です。
新庄Vagabondsという地元のラグビスクールのおじさんコーチ達と対戦しました。

前日練習で急遽準備したサインプレイ。
みかん!等と「み」のつく言葉と言ったら右にパスしてループ。
冷やし中華!と「ひ」のつく言葉言ったら左にパスしてループ。
思い通りにトライがとれて何度も嬉しいハイタッチを子供達と交わしました。
みかんと冷やし中華と鋭く前に出るディフェンスが功を奏して
12対7と快勝!したのでした。

サンフラワーズ以外の2チームは年齢制限のないチャンピオンカップにエントリーしています。
相手は手強いチームばかりです。初戦は全チームが快調な滑り出しでした。

ゆうきコーチがにこにこしながら言いました。
「うちのチーム、強いわ。
ムラタぐと学生コーチと子供達が積み重ねてきた事の正しさが証明されてるね。
ムラタぐー!おめでと!」
「ははは、みんなのお陰だよ。ありがと!」

その後、サンフラワーズは、第2戦は4対11でハーバージュニアに負けたものの
第3戦は、10対8で勝利!アウエイで初勝利をもぎ取りました。

ライオンズは、第2戦ではスクール中学生Bチームに惜敗しました。
残り10秒で10ー11と1点差を追いかける展開でした。
最後の最後でこちらがミスしたボールを拾われて反撃されて
10-14と突き放されて敗北しました。
ライオンズの第3戦は、地元山形からオリンピックを目指して結成された
女子チームつや姫セブンズと対戦。
3対9とデェフェンスが崩壊していまいました。
のりもいぶきもまことも悔しそうでした。私も悔しかったです。
予選リーグ3位で敗退しました。

そして、本校最強チームの東京SRSスーパーライオンズ。
第2戦は、スクールコーチの本気チームを20対12で圧倒!
スクール中学生Aチームとのシーソーゲームを12対9で制して予選リーグ3連勝!
堂々の1位で予選を通過したのでした。

準決勝。
スーパーラインズは、躍動しました。
かっちゃんを基点にいいパスが出て
はっしーとかいが相手のディフェンスを切り裂いて
だいごがいい感じでサポートしてつないでトライを量産しました。

ライオンズが完敗したつや姫セブンズに12対4で完勝!
立派な戦いでした。

決勝戦。
異様な雰囲気に包まれました。
予選から準決勝までは2つのコートで同時に試合が行われていました。
決勝戦は、1つのコートに集約され2倍の広さになったからです。
会場のすべての視線が選手に集まる形になったからです。

対戦相手は、東北スクール中学生B。
小学生時代に全国大会に出場した経歴を持つ選手もいました。
地元の温かい声援が会場を包んでいました。

この東北遠征ツアーのテーマは、「アウェイに克つ!」でした。
本校にとって初めての大会出場でした。

第21回大会の歴史を刻むタグラグビー東北大会。
過去の優勝チームにはリオデジャネイロオリンピックに
出場した選手も輩出している素晴らしい大会です。

そこに東京からのこのこやってきた新参者の私達。
応援は地元一色!まさにアウェイ!

高鳴る心臓の鼓動。張り詰めた緊張感。

レフリーが右手を挙げた。
一瞬の静寂の中、決勝戦の開始を告げるホイッスルが高らかに鳴り響いた。

(最終章につづく)

東京セブンズラグビースクール
校長 村田祐造