vol.386 校長からのお手紙~ひとつひとつひとりひとり
東京セブンズラグビースクール校長のムラタぐです!
ココロおどる♪ダンススクール校長のさきコーチのお手紙!が
この後に続きますが・・・
さきコーチの溢れる想いが、本当に素敵です。
7年前に本校を設立した頃の
私やコーチ達や生徒達の姿を想いださせてくれます。
私も今の彼女のように
ほんの数名の子供達ひとりひとりと向き合って
愛情を注いで心をこめてコーチをしていたよなあと。
あの頃の子供達も今の子供達のように
楽しそうにプレーしていたよなあと。
その後、生徒の人数が増えても
学生コーチ陣の人数が増えても
同じ姿勢で私も歩んできたつもりです。
今、目の前にいる子供達に最善を信じて愛を注ぐ。
私のその姿が後進のコーチ達の見本になるように
ずっと真摯に向き合ってきたつもりです。
それが子供達とコーチ達の成長につながると信じて
懸命にひとつひとつ心をこめて
毎回の練習を積み重ねてきました。
7年間あっと言う間でした。
それが前回の練習で結実したよう気がしたのでご報告。
前回の水曜日の練習では、
小3~高2までのトップチームの12人の子供達と私を含む6人の
タグ&ホールドタックル・セブンズルールで対戦しました。
タグ!&ホールドタックル・セブンズルールとは
本校で独自に編み出したルールですが・・・
子供達と大人達の間になる、体格や体力の違いを越えて
公平かつ公正かつ安全に試合ができるように
工夫されたルールです。
つまり、このルールでは
大人達と子供達の間の体格や体力の差がなくなるので、
何で勝負が決まるかと言うと・・・
ランニングやパスのスキルとラグビーの理解力とメンタルの勝負に
6人の大人達はコーチ陣なので
ラグビーのスキルも理解力もメンタル力もみんなそれぞれ高いです
しかし!
結果は、子供達の圧勝。
私達コーチ陣は、爽やかにコテンパンにやられました。
それが私達コーチ陣はとても嬉しくて嬉しくて・・・
子供達は、私達がいつも伝えているステップや
サポートやパスのスキルを活かして完全にのびのびと
自由に躍動して私達をコテンパンにしてくれたからです。
相手チーム強いなあ。
いい指導者がついているんだろうなあ。
生徒達の学ぶ資質も高いんだろうなあ。
とボコボコにされながらも
私はニヤニヤしながら自画自賛していました。
40代も後半になった私は
選手を育てる指導者としてだけでなく
選手を育てる指導者を育てる指導者としての役割も
果たさねばと考えています。
もっというと
選手を育てる指導者を育てる指導者を育てる指導者としての
役割も果たさねばと思うのですが・・・
その原理原則は・・・
目の前のひとりひとりを大切にして
自らの愛する事に自らの信じる事を込めて
丁寧にひとつひとつひとりひとりに心をこめて伝えていく。
この一点につきるのかなと思います。
さきコーチの姿が教えてくれました。
本当に教える事は学ぶ事で
育てる事は育つ事だなと実感します。
ひとつひとつひとりひとりに心をこめて。
どうも有難うございます。
東京セブンズラグビースクール
校長 村田祐造(ムラタぐ)